2010-09-24

めったにない八橋なのに


ブラウブリッツは、たとえ負けても、「いい試合」をするチームだと思っている。

サッカーをやってる息子たちは、ガイナーレ鳥取戦をみて、すげえチームだと言った。
技術はもちろん、戦術、意識、気合い、すべて彼らのお手本になってくれるチームだと思っている。


いろんな事情はあるだろう。

ケガ、疲労、温存、実験、若手育成、国体・・・。
最初から勝ちに行けない試合ってのもあるんだろう。

でも、今回は久しぶりの「八橋」。


今日失ったものは勝ち点以上に大きかったと思う。
みんな雨で濡れても、ワクワクしながらスタジアムに来てたんだぜ。


というわけで、このshooot!
f5.6 1/160 ISO400 300mm
2010.9.19 対松本山雅FC戦(1-3)
攻めあぐねて、最終ラインでボールを回しているところにプレス&パスカット。
右サイドを抜かれ、GK小野と1:1となったところで、
ゴール前に(これもフリーで)走りこんだ松本山雅No.13石田にパスを送られ、失点。


後半早々、HTで交代した千野と松ヶ枝がフィットする前に食らった3点目。
ゴール前で2人にフリーで走りこまれちゃ、どんなGKだって防ぎようがない。


これだけじゃ悲しいので、このshooot!も。
f5.6 1/200 ISO400 300mm
相手にゲームを支配される中、必死でボールを追いかけるNo.24久保田選手。
後半の彼の1点は、こんな気持ちを積み重ねた結果だろう。



ところで、松本山雅のサポーターはすごかった。
これは、松本山雅FCの選手ならずとも、感動してしまう。


ホームなのに、アウエーのような雰囲気だった。


1サポーターとして、選手にすまないと思った。それは俺だけじゃないだろう。


せめてホームだけでも、たくさんの人に、スタジアムで応援してほしい。





2010-09-17

松田の神髄

今日、こんなページがリツイートされてた。
http://www.tochiyomi.com/shinosuta/?y=2010&m=09&logid=143




ブラウブリッツ10番、松田正俊。




というわけで、このShooot!

f5.3 1/640 ISO-200 210mm


2010.7.25 対横河武蔵FC戦
左サイドを駆け上がった8番池田からのクロスをトラップし、右側からシュートを放った10番松田正俊。
コースは確実に枠をとらえていたが、惜しくもキーパーに阻まれた。




ゴールネットから見え隠れする表情から、松田の思いが伝わる。






まんず試合見れって。惚れるや。



2010-09-14

雨の負け試合




息子が高校のサッカー部に入ったので、
そのチームの試合の写真を撮ることも、俺の楽しみの一つ。


撮影・整理した写真は、チーム内限定で共有している。
それは、選手の記録であり、親の記念。


サッカーの写真なので、毎回似たような絵になるのだが、
それでも試合の雰囲気や場面は毎回違う。


スライドショーにして眺めているだけで、親としてはいい酒の肴になるし、
選手にとってみると、その試合にフラッシュバックするよすがにもなる(と、息子が言っていた)。




1試合数百枚も撮ると、何枚かは、写真としてもそう悪くないのが撮れるときがある。
俺は、「数撃ちゃ当たるかも」派だ。


というわけで。




このShooot!

f5.6 1/60 ISO400 300mm
秋田県 ASリーグ2010 後半戦 第7節 秋田 対 横手清稜戦 (2-5)
試合終了時のベンチ挨拶




雨の中、苦しい試合。


1年生が半分を占めるこのチーム。そう簡単に勝てるはずもない。


でも、それが敗戦の言い訳にならないことを、選手たちが一番よく知っている。





2010-09-13

First Shooot !  久保田の2点目

ブラウブリッツ秋田
http://blaublitz.jp/


秋田初のプロフットボールチーム。現時点でJFL5位。
来年のJ2入りを目指している。


俺は、ホームゲームを撮影・整理してチームに渡し、
チームの公式WEBや、週刊サッカーマガジンのJFL情報局に掲載してもらっている。


いい写真を撮りたい・見せたいという気持ちは、これで十分満足するだろうと思っていたが、


自分で「これだ!」と思う1枚が、選から外れることがある。
外れなくても、チームの掲載写真は2週間で消えるし、雑誌の写真はモノクロで小さい。


そこに文句があるわけではない。いろんな事情がある。
こっちは趣味でやってるアマチュアで、相手はビジネスでやってるプロだ。




けれども、写真は見てもらってナンボのもの。このままお蔵入りさせるのは忍びない。
写真から選手の気合いが伝われば、チームを応援することにもなるだろう。








著作権はチームとシェアする条件で撮影しているので、俺のページで公開しても問題はないはずだ。




というわけで。


まずは、このShooot!

f5.6 1/640 ISO200 195mm



2010.8.29 天皇杯秋田県予選決勝 対秋田FCカンビアーレ戦。
ブラウブリッツ秋田 24番 久保田選手の2点目。


左後ろから送り込まれたボールを、胸トラップして右に流し、DFを抜き去ってボレーシュート。








この時は、左サイドにボールがあった時から、なぜか彼らのやろうとしていることがわかった。
縦に動いた久保田選手にファインダーを合わせた直後、そこにパスが送り込まれる。



一連の流れを完全にとらえたうえでタイミングを合わせた、会心のショット。
この快感はめったに味わえない。