2011-09-16

328に翻弄されて1か月経過





カマタマーレ讃岐戦からずいぶん時間が経ってしまった。




その間、BBPUの仲間から、親父さんが使っていたという、300mmF2.8単焦点を借りて、
ツエーゲン金沢戦と 天皇杯秋田県決勝のFC秋田カンビアーレ戦を撮影した。


いわゆる、「サンニッパ」。プロ御用達の凄いレンズだ。


ただ突っ立っている選手を写しただけでも、それっぽい雰囲気を醸し出してしまう。




だが、このレンズでシュートシーンを撮れるようになるには、1年はかかりそうだ。




狭い。
328+DX機だと450mm相当の超望遠の単焦点。ファインダーでは試合を追えない。




重い。
慣性が大きくて動きだしが遅いし、動き出したら止まらない。

いつもの集中と緊張に加えて、構図を止めるためだけの全身アイソメトリック運動が加わる。

毎日やってたら俺のウエストすら引き締まるかもしれない。

90分撮影すると、へとへとに疲れるし、決定機を抑えられないし、
試合展開が見えないので、勝ち負け以前に自分自身が試合に入っていけない。




というわけで、撮影中は全く納得していないのだが、
整理してみるとそれなりな写真が撮れているのがブキミだ。

レンズの性能でこれだけアウトプットが変わるんじゃ、プロがこれ以外使わない理由が良くわかる。




これでもう夏も終わるので、この2試合で「328が撮った」ショットをまとめてアップしておく。








「ツエーゲン金沢戦」




今まで使っていたレンズでは、何をどう頑張ってもこういう雰囲気は切りとれなかったのだ

畑田はクールな男で、だいたいこんな感じだ。
でもなぜかコーヘイとのハイタッチでは笑顔を見せる。



これは今回のShooot!ショット。
レンズの性能があってはじめて成り立つ1枚かも。

この子のパパだったらケータイの待ち受けにするだろう的な1枚。

コザはこういう1枚がよく出る。
選手としていいのか悪いのかはわからないが、カメラ的においしい。

これは富樫。なんでこんな状態になっているのかは俺もわからない。

ヨコさんは、勝っても負けてもこんな表情。監督なんて因果な商売。


















「FC秋田カンビアーレ戦」


「ミドルが惜しかった」というのは顔を見ればわかる。

単焦点レンズでは、否も応もなく、バッサリと頭とボールを切って構図を取るしかない。
でも、これがまた良かったりする。


カンビの選手も写そうぜってことだったけど、レンズを振り回すので精一杯。
なんとかこの1枚だけそれっぽいのが写っていた。

片山選手のDFは、いつもいい絵になる。
頑張れ!

これも328ならではのショット。何気ないドリブルシーンなんだが。

これもだ。ただフリーでボールキープしているだけのシーンなのに、
328はなにやら予感にあふれた気配を醸し出してしまう。

かえって、こういうわかりやすいシーンは、
作品としては格が下みたいに思えてきたりして。

カード的な1枚を狙ってみたんだけど、ドンピシャだったね。

このシュートが外れてしまったので・・・

こんな野獣顔をしてしまうコーヘイ。
この試合は、このショットがとれたので俺は満足。

優勝記念の1枚。出場選手は笑っている気分ではなかったみたいだが、ここは無理に笑ってもらっている。
あと、ヨコさんには、「満面の笑み」をあらかじめお願いしておいた。たぶんこれがそうなんだろう。

こちらはカンビアーレのみなさん。
惜しくも準優勝だったが、この撮影のときはとてもいい雰囲気だった。












































































































































































































































明後日のジェフリザーブス戦では、
チームにも勝ってほしいが、俺もそろそろ、このレンズで決まったシュートを収めたい。






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試合写真:
カメラ:Nikon D300s 絞り優先オート F2.8
レンズ: Ai AF-S Nikkor ED 300mm F2.8D(IF)


記念写真:
カメラ:Nikon D300s プログラムオート ストロボ使用
レンズ: AF-S DX Zoom-Nikkor 18-70mm f/3.5-4.5G IF-ED
















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