カマタマーレ讃岐戦からずいぶん時間が経ってしまった。
その間、BBPUの仲間から、親父さんが使っていたという、300mmF2.8単焦点を借りて、
ツエーゲン金沢戦と 天皇杯秋田県決勝のFC秋田カンビアーレ戦を撮影した。
いわゆる、「サンニッパ」。プロ御用達の凄いレンズだ。
ただ突っ立っている選手を写しただけでも、それっぽい雰囲気を醸し出してしまう。
だが、このレンズでシュートシーンを撮れるようになるには、1年はかかりそうだ。
狭い。
328+DX機だと450mm相当の超望遠の単焦点。ファインダーでは試合を追えない。
重い。
慣性が大きくて動きだしが遅いし、動き出したら止まらない。
いつもの集中と緊張に加えて、構図を止めるためだけの全身アイソメトリック運動が加わる。
毎日やってたら俺のウエストすら引き締まるかもしれない。
試合展開が見えないので、勝ち負け以前に自分自身が試合に入っていけない。
というわけで、撮影中は全く納得していないのだが、
整理してみるとそれなりな写真が撮れているのがブキミだ。
レンズの性能でこれだけアウトプットが変わるんじゃ、プロがこれ以外使わない理由が良くわかる。
これでもう夏も終わるので、この2試合で「328が撮った」ショットをまとめてアップしておく。
「ツエーゲン金沢戦」
今まで使っていたレンズでは、何をどう頑張ってもこういう雰囲気は切りとれなかったのだ |
畑田はクールな男で、だいたいこんな感じだ。 でもなぜかコーヘイとのハイタッチでは笑顔を見せる。 |
これは今回のShooot!ショット。 レンズの性能があってはじめて成り立つ1枚かも。 |
この子のパパだったらケータイの待ち受けにするだろう的な1枚。 |
コザはこういう1枚がよく出る。 選手としていいのか悪いのかはわからないが、カメラ的においしい。 |
これは富樫。なんでこんな状態になっているのかは俺もわからない。 |
ヨコさんは、勝っても負けてもこんな表情。監督なんて因果な商売。 |
「FC秋田カンビアーレ戦」
「ミドルが惜しかった」というのは顔を見ればわかる。 |
単焦点レンズでは、否も応もなく、バッサリと頭とボールを切って構図を取るしかない。 でも、これがまた良かったりする。 |
カンビの選手も写そうぜってことだったけど、レンズを振り回すので精一杯。 なんとかこの1枚だけそれっぽいのが写っていた。 |
片山選手のDFは、いつもいい絵になる。 頑張れ! |
これも328ならではのショット。何気ないドリブルシーンなんだが。 |
これもだ。ただフリーでボールキープしているだけのシーンなのに、 328はなにやら予感にあふれた気配を醸し出してしまう。 |
かえって、こういうわかりやすいシーンは、 作品としては格が下みたいに思えてきたりして。 |
カード的な1枚を狙ってみたんだけど、ドンピシャだったね。 |
このシュートが外れてしまったので・・・ |
こんな野獣顔をしてしまうコーヘイ。 この試合は、このショットがとれたので俺は満足。 |
優勝記念の1枚。出場選手は笑っている気分ではなかったみたいだが、ここは無理に笑ってもらっている。 あと、ヨコさんには、「満面の笑み」をあらかじめお願いしておいた。たぶんこれがそうなんだろう。 |
こちらはカンビアーレのみなさん。 惜しくも準優勝だったが、この撮影のときはとてもいい雰囲気だった。 |
明後日のジェフリザーブス戦では、
チームにも勝ってほしいが、俺もそろそろ、このレンズで決まったシュートを収めたい。
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試合写真:
カメラ:Nikon D300s 絞り優先オート F2.8
レンズ: Ai AF-S Nikkor ED 300mm F2.8D(IF)
記念写真:
カメラ:Nikon D300s プログラムオート ストロボ使用
レンズ: AF-S DX Zoom-Nikkor 18-70mm f/3.5-4.5G IF-ED
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